インタビュー 1
山脇で培った力を研究活動に活かし、環境に影響を与えない商品開発をめざします
東京理科大学 理学部第一部応用化学科1年
山脇は中1から毎週、理科実験の授業があり、「実験っておもしろい!」と実感しました。特に実験後にグループのみんなと知識を寄せ集めて話し合い、考察を書くのがとても楽しいと思いました。中3の科学研究チャレンジプログラムではマングローブの耐塩性をテーマに研究し、高校でも研究活動を継続。一方、生徒会にも参加して、校内ツアーや学校紹介などにも取り組みました。大学で化学分野に進むことを決めたのは、西表野生生物調査隊で、ビーチのゴミ問題を目の当たりにし、環境に影響を与えない商品開発をめざしたいと考えたから。山脇で培った忍耐力やコミュニケーション力を研究活動に活かしていきたいと思います。
インタビュー 2
健常者と障がい者が共生できる理想の社会を実現するためにアメリカの大学で学びます
国際基督教大学 教養学部アーツ・サイエンス学科1年
小2から小5までアメリカで現地校に通っていたことから、なかなか日本の学校になじめなかった私にとって、転機になったのは、英語チャレンジプログラムのお別れパーティで司会をしたことです。みんなの気持ちを動かす楽しさを実感し、人前で話す自信がつきました。その後、弱視のために1年留学ができなかった悔しさから、先生に相談した、国内の英語スピーチコンテストに挑戦することを決意。健常者と障がい者の共生をテーマに、ECCホノルル市長杯、上智大学ジョン・ニッセル杯、早稲田塾タイムカップなどで入賞を重ねました。今後は障がい者に関する法律で先駆者的なアメリカで学び、理想の共生社会の実現をめざします。
インタビュー 3
リーガルマインドを身につけて人の役に立てるようにしっかりと学びたいと思います
慶応義塾大学 法学部法律学科1年
幼いころオーストラリアで育ったこともあり、英語力を伸ばしたいと考えて、山脇に入学しました。ターム留学・EI部・Y.G.E.P.など、さまざまな経験を積みましたが、なかでも高1でオーストラリアにターム留学をしたことは大きな成長につながったと感じています。英語と母国語を自在に使いこなすアジア系の友人に刺激を受けるとともに、言語と文化がつながっていることを体感し、さらに幅を広げたいと思うようになりました。法学部に進むことを決めたのは、中学の公民の授業を受けて、「やりたいことはこれだ」と確信したから。確かなリーガルマインドを身につけ、人の役に立てるようにしっかり学びたいと思います。
インタビュー 4
英語を活かせる国際系の学部で幅広く学び、将来の目標を見つけたいと思います
早稲田大学 国際教養学部1年
山脇は私にとって「第二の家」のような場所。親身になってくださる先生方と、刺激し合い、支え合える友達に囲まれて、6年間のびのびと過ごし、成長できたと感じています。いろいろなことに挑戦できるチャンスが用意せれていて、私は特に英語の力を伸ばすことができました。レベル別授業で切磋琢磨し、EI部で楽しみながら幅を広げ、イギリス語学研修では自分の英語力をふり返り、モチベーションを高めました。さらに高1の夏から1年間カナダに留学し、英語漬けの環境で力を磨くとともに、自分で考えて行動する姿勢も身につきました。大学では英語を活かせる国際系の学部で幅広く学び、将来の目標を見つけたいと思います。
インタビュー 5
技術と知識を身につけて、困っている人を助けられる歯科医師をめざします
東京医科歯科大学 歯学部歯学科1年
入学したころは未熟で、一人では何もできなかった私がここまで成長できたのは、山脇でさまざまな経験を積み、確かな力をつけてもらえたから。学習面ではふだんの授業だけでなく、放課後授業や夏期講習・冬期講習にすべて参加し、受験前も学校で勉強しました。一度も塾へ行かず志望校に合格できたのは、いつでもていねいに対応してくださった先生方と、切磋琢磨した仲間がいたからです。また中高と活動を続けたフォークダンス部では体力的にも精神的にも鍛えられました。大学では高度な技術と幅広い知識を身に付けて、困っている人を助けられる歯科医師をめざします。
インタビュー 6
沖縄の歴史や文化に触れ、興味の幅を広げながら学び続けています
琉球大学 農学部亜熱帯農林環境科学科2年
山脇ではたくさんの素晴らしい出会いがありました。何でも相談できる先生方や友だちの存在は大きく、特に進路についてさまざまな視点からアドバイスをもらい、客観的に考えることができました。琉球大学に進学したのは、SI部や科学研究チャレンジプログラムでマングローブの研究に取り組んだのがきっかけです。マングローブの植林をしている方の講演を聴き、自分も沖縄という環境に身を置いて研究したいと考えました。今は実際に沖縄の歴史や文化、習慣に触れ、山脇の平和学習からつながる平和学を学んだり、環境問題についても考えるなど興味の幅が広がっています。これからも体験しながら学び続けたいと思います。