SI便り SIクラブ「中学生による生物多様性研究発表会」-早稲田大学高等学院との交流-報告
山脇の学び
SIクラブの中学3年生7名のチームは、6月17日午後、早稲田大学高等学院に伺い、中学理科部の中学3年生との「生物多様性研究発表会」に臨みました。
この交流は、互いにフィールドワークで得た生物種の多様性に関する報告を行い、生物多様性の大切さを学ぶとともに、交流を深めながら今後に活かせる情報を交換することを目的として実施されました。
高等学院の副主将の挨拶から始まり、高等学院の皆さんの鴨川磯・三番瀬砂浜の生物多様性、佐渡(今年度の合宿先だそうです)での磯採集の秘策の発表、そして山脇からは西表島の多様性について発表を行いました。
調査活動を経て種を同定した生物が、どのようなところで生息していたのか、その生物の特性などを、両校とも発見した喜びも交えて生き生きと紹介していました。
それぞれの学校なりのプレゼンテーションの工夫を学び合いながら、大変充実した時間を共有することができました。
その後は、高等学院の理科部員の皆さんの案内による校内の施設見学です。理科室や畑を見学しながら、畑で採れたジャガイモをお土産に頂いたり、その場で発見したゴマダラカミキリに群がったりと、その姿に男子も女子も関係なくどの生徒もとにかく生物好きなのがよく伝わってきました。
この日の経験は、生徒達の今後のクラブ活動に大いに生かされることでしょう。