ふなばし三番瀬に生物調査へ行きました
サイエンス
2019年8月17日、SIクラブ生物班の10名は、ふなばし三番瀬で生物調査を行いました。
今までクラブ合宿では、主に山へ行って天体観察や生物観察を行ってきました。通常のクラブ活動でも屋外実験場の生物を調査・観察しているため、合宿や普段のクラブ活動で調べてきた陸の生物と磯の生物の違いを知り、多様性ついて視野を広げるとても良い機会となりました。
「中高生による生物多様性研究発表会」を合同で行っている、早稲田大学高等学院中学理科部 顧問の加藤 陽一郎先生より、観察にあたっての注意やアドバイスを頂戴し、充実した活動を行うことができました。ありがとうございました。
調査の日は大潮で、観察を行った午前中に適度な引き潮となっており、絶好の干潟観察日和でした。
たくさんの生物がおり、みんなが立ち止まって熱心に観察するため、なかなか前へ進みません。時間をかけて調査し、たくさんの生物を見つけることができました。干潟は生態系の中でも重要な役割を果たしている場所ですが、その生物多様性の高さや食物網での生物間のつながりをとても近くで感じることができました。
昼食の後は、ふなばし三番瀬環境学習館を見学しました。
ゲーム形式や、大きな模型、生きている生物を目の前で観察することができるコーナーなどがあり、展示に様々な工夫がほどこされていて、干潟で見つけた生物について楽しく学ぶことができました。自分たちが見つけた生物が何だったのかも確認することができました。
現在、観察した生物について、各自まとめをしています。今年度の生物多様性に関する合同発表会が、今から楽しみです!