中学1年生1学期の様子
山脇の学び
1学期が終わり、中学生として初めての夏休みに入りました。ここで、1学期の活動を振り返っていきたいと思います。
5月は千葉へ2泊3日の宿泊研修に行きました。1日目は現地に到着後、町中を歩きながら指定の写真スポットで写真を撮り、ポイントを獲得していくロゲイニングをしました。班でどこに行くか話し合い、楽しみながらもチームビルディングの強化につながりました。
「一人では絶対にできなかった。疲れた時もみんなで声を掛け合えたから頑張れた。」、「地元の人に道を聞くために声をかけ、とても丁寧に教えてもらえて嬉しかった。」という感想が多かったです。
宿に到着後は研修を行いました。新聞紙タワーをできるだけ高く作る、暗号を解く、などのレクリエーションを班ごとに競いました。この日は班での活動が多く、お互いにアイディアを出し相談をしながら、一人一人が主体的に行動すること、「班の中で自分がどんな役割をしたか」ということを振り返り、伝え合うことで「他者から見た自分」を知る機会にもなりました。
2日目は、全体研修で勉強の仕方や手帳についてのガイダンスを実施しました。授業開始から1ヶ月が経ち、4月のガイダンス時に話した内容と現状を照らし合わせながら自分の学習について、より具体的に振り返ることができたようです。
クラス別研修では、山脇祭に向けての話し合いをしました。初めての文化祭に向け、たくさんの意見が出る活気のある話し合いとなりました。たくさんの意見から、クラスの意見を決めることの大変さも学ぶことができ、山脇祭に向けての意気込みもより強くなった様子でした。
夕食前には、宿の目の前の砂浜での自由時間もありました。海に足を入れて散歩する生徒や、シーグラスを探している生徒の姿も見られ、気分転換ができたようでした。
就寝前には学年全体で集まり、メディテーション要素を取り入れたストレッチをして気持ちを落ち着かせてからの就寝となりました。
3日目は、クラス別研修で班ごとに劇を発表しました。前日の夕食後の研修と、この日の午前中という短時間でしたが、各班お題に合わせた劇を作成してくれました。
今回の研修では、学年目標「人に誠実に・自分に誠実に」に向けて、具体的な4つの目標を掲げ、活動をしました。3日間という短い時間ですが、目標を強く意識してチャレンジし、大きく成長する姿が見られ今後の成長がより楽しみです。
宿泊研修から戻り、通常の学校生活が再開。次は生徒がとても楽しみにしていた、ミニ学年ランチが始まりました。初めてのカフェテリアでのランチに、4時間目が終わって嬉しそうに集まってくる生徒の姿がとても印象的でした。
5月中旬には、部活動の仮入部期間が始まり、たくさんの部を見学・体験しながら、部活動を決めていました。
5月末、初めての定期考査となる、中間考査が実施されました。自分で勉強計画を考え、実践した結果が考査の点数となり、返ってきました。それぞれ自分の勉強の取り組み方を振り返り、今後の学習へ落とし込んでいきましょうと話をしました。
中間考査翌日には、SSH記念講演会として、篠崎尚史先生のお話を伺いました。“サイエンスについて”や、篠崎先生のこれまでのご経験を伺い、「どうしたら、篠崎先生のようになれるのか、自分もチャレンジしていきたい」という前向きな意見が多く出てきました。
6月は学年でのレクリエーションを実施しました。学級委員を中心に、5月末に中学3年生が企画・運営してくれたレクリエーションを参考にしながら、生徒主体の取り組みとなりましたし。学年全体での親睦を深めるため、クラスを混ぜて班を作り、クイズに取り組みました。「班員同士は初対面」という班が多い中、コミュニケーションを取って楽しく取り組んでいました。
6月下旬には、授業参観がありました。学校での活動や、授業の様子をご覧いただき、お嬢様の成長を実際に見ていただくことができました。
7月に入ると、一学期の締めくくりとなる期末考査が実施されました。中間の結果を受けて学習の仕方を工夫し、その成果を確認する定期考査となりました。
期末考査の答案返却日には、計算コンテストを実施しました。基礎的な計算から、中学で学習した少し複雑な計算問題まで、100問!ハイレベルな争いとなりました。
期末考査後には、タンザニアに滞在中のJICAの方にZOOMで講演会をしていただきました。タンザニアの生活環境や、教育制度などお話しいただきました。
1学期の終業式が終わり、中学校生活初めての夏休みが始まりました。夏期講習や部活動、夏期課題など、たくさんのことに取り組み、忙しくも実りある夏休みを過ごしています。