山脇学園中学校・高等学校 YAMAWAKI GAKUEN JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

山脇の“いま”を伝える学園ブログ

POLARIS

ビオトープ班活動

サイエンス(SSH)

12月から、これまで行ってきたサンショウウオ幼体の餌についての検討が進んでいます。
生徒たちは餌やりの際に5~6センチの大きさの幼体が小さなダンゴムシやワラジムシ、コ
ガネムシの幼虫など様々な生きた虫を与えて食べる様子を観察しています。
今後、校内にビオトープを造成しその中でサンショウウオが生息していくためには学校内の
環境で餌となる虫も豊かに生息する環境が必要となってきます。生徒たちから、すでに校内
に有る水田でミミズを捕ってきて与えてみたいという意見が出たため、校内の水田と堆肥作
成場で生餌探しを活動として行いました。
その結果、校内水田では直径1ミリ以下の非常に細いミミズが多量に生息していることが
判明し、エサとして与えてみるとダンゴムシ等と比較して食べやすそうな様子が観察されま
した。また、堆肥作成場では直径4ミリ前後のかなり大型なミミズが生息していることが判
明し、サンショウウオが成長した後に食べる餌として良いのではないかと推測しています。