体育祭 ~その2~
高校3年生による「ペルシャの市場にて~プロムナード」は、体育祭最後のプログラム。下級生は校庭と校舎から、先輩たちの演技を鑑賞します。校庭で高校3年生の保護者の方も見守る中、6年間の集大成を披露してくれました。
ハートに富士の校章と皆で選んで描いた「彩」の人文字。
描いている間に、高校3年生の思いが読み上げられました。
令和5年、10月9日。私たちにとって6年間の思いが沢山詰まった最後の体育祭が終わりを迎えようとしています。
楽しい時も辛い時も共に過ごしてきたかけがえのない仲間と踊る、憧れ続けた「ペルシャの市場にて」。6年前、 武家屋敷門を通り山脇学園に入学して、心身ともに成長し、皆で今ここに立てていることがとても幸せです。 何があっても側で支えてくれた家族、未熟な私たちに沢山のことを教えてくださった先生方、学校をきれいに保ち、守ってくださる守衛さんや用務、事務局の方々、 私たちの背中を見てついてきてくれた後輩達。本当にありがとうございました。
私たちが描いた「彩」という文字は、「何かの縁あって結ばれた私たちが、それぞれの道を歩み、成長し、一人一人が華やかな人生を送れますように」という思いが込められています。そして、「結ばれた絆を大切にし、何気ない日常に彩りを添えながら、これからも幸せだと感じられる日々を送れますように」と言う思いを込めました。
来年の4月からは志を抱きながら、一人一人が異なる道を歩んでいきます。6年間の学園生活で築き上げた仲間との絆や思いやりの心を忘れずに、一歩一歩前に進み続けます。皆の思いが実る日が訪れますように。
高校3年生のみなさん、見る者の胸を打つ、想いのこもった「ペルシャの市場にて~プロムナード」をありがとうございました。
後輩たちが、目で、肌で、心で感じ受けとめたみなさんの演技は、また次に受け継がれてゆくことでしょう。
6学年が一堂に会して行われる体育祭は、山脇生のパワーが溢れる1日となりました。