聖心女子大学グローバル共生研究所ワークショップを実施しました

2022年2月5日

1月26日(水)聖心女子大学グローバル共生研究所からご招待いただき、「女性とキャリア」をテーマとしたワークショップをオンラインで実施し、中3から高2の希望者が参加しました。

最初に日本女性学習財団の方が基調講演をして下さいました。生徒たちは管理職に就くことの意義や、アンコンシャス・バイアス(無意識なバイアス)等の問題を自分事として受け止めている様子でした。特に、日本では男女格差を示す「ジェンダーギャップ指数」が156カ国中120位と低く、男女平等が実現しているとは言い難い現状を印象深く捉えた生徒が多かったようです。

講演のあとは、実際に管理職についている女性の方から2名お話をいだだきました。女性の管理職だからこそできることや強みなどを活き活きとお話くださっている姿を見て、「女性だから」を理由にすることなく、管理職に就くことを肯定的に捉える契機となったのではないかと思います。

ワークショップは2回実施しました。学年をまたいだチームをつくり、高2生を中心に、学年をこえて、考えたことや自分の思いを積極的に語り合う様子が印象的でした。

今回ご講演いただいた日本女性学習財団の前身である日本女子会館(1941年設立)は、1925年に初代校長の山脇房子先生が、文部省に女子の会館建設の希望を述べ意見交換をしたことが出発点となり建設されそうです。素敵なご縁を感じます。

聖心女子大学グローバル共生研究所、日本女性学習財団の皆さまにあらためて感謝申し上げます。今後も生徒たちが自らのキャリアについて考える機会をいただけたらと思っております。

 

<参加生徒へのアンケートから>

Q.今日のワークショップの中で、印象に残ったこと、よかったと思うこと、その他気づきを含めた感想などをお書きください。

・他学年の人と話すことで自分では気づかなかった意見を共有出来て良かったです。国ごとによってジェンダーの差がとてもありました。特にアジアは男尊女卑が激しいのかなと思いました。管理職の方の話を聞いて自分から一歩踏み出すことで新たな挑戦ができるのだと思いました。
・アンケートを受けたりすることで、無意識のうちに自分の中に刷り込まれていた偏見や価値観などに気づき、自分は偏見とか無い方だと思っていたのでとても驚きました。また、みんなで意見共有することができ、自分の考えなかったことや気づけなかった事に気づくことができてとても良かったです。
・政治家の方々の集合写真と二人の方の動画が印象に残りました。また、ブレイクアウトルームで話し合う時間があったこともよかったです。そのほか、先駆者になることを恐れないということの大切さを再認識することができ、今日のワークショップでの経験を進路選択でも活かしたいと思いました。
・キャリアウーマンの話を聴くことができ、とてもありがたい機会をいただけたなと思いましたし、とてもよい刺激になりました。私も今の課題だらけの社会を変えていくつもりで働くカッコいいキャリアウーマンになりたいと思いました。
・今回のワークショップでは、今まで耳にしたことの無かったアンコンシャス・バイアスや、ジェンダーギャップ指数という言葉を知ることができ、それについて自分なりに理解を深められた事がとても良かったです。アンコンシャス・バイアスは、自分も無意識のうちに偏見を持ってしまっている事に気がつき、驚きました。また、世界の中で日本がジェンダーギャップ指数が120位だったのは驚きでした。
そして、官僚として仕事をされている女性の方々のお話しを聞く事が出来たのも貴重な機会でした。このような貴重な機会を頂きありがとうございました。
・女性への偏見がジェンダー平等が重要視されるようになった今の社会でも未だに絶えないことを知ることができました。しかし、管理職の女性のお話を聞いて、女性自身が自信を持って、前に出て一歩踏み出すということが大事なのだなと思いました。また、アンコンシャスバイアスについても初めて知ることができ、今までの自分の考えと比較して、自分もこのような偏見を持っていたなと感じることができました。

Q. 「切り拓く力」とは何ですか?

・自分が先駆者になろうとする気持ち。
・色々な事にチャレンジして、与えられたチャンスを掴めるようになる事だと思います。
・自分の強みを活かせる環境に自分から入る力。
・課題を見つけ、それを解決する方法を考えてチャレンジしていく気持ちと行動力。
・官僚としてお仕事をされている方々のお話の中にもあったように、自分のやりたいと思った事をやってみるという精神を持ち、実行に移す事が切り拓く力だと感じました。
・結果は関係なく、自分で一歩を踏み出す力。