Tokyoサイエンスフェア「科学の甲子園」に参加しました
Tokyoサイエンスフェア11月14日(日)科学の甲子園東京都大会と11月28日(日)研究発表会及び表彰式 に参加しました。
まずは科学の甲子園東京都大会。高校2年生5名で参加しました。場所は都立小石川中等教育学校、お天気も良く、我々を応援してくれているかのようでした。しかし集合場所では追い込みとばかりに皆教科書にかじりついていました。
午前中は物理・化学・生物・地学・数学・情報の筆記試験です。みんなで手分けをして計算機をたたき続けました。あまりの難しさに頭を抱える問題も多かったようですが、集合してからも教科書とにらめっこしていた成果か、山脇生の手ごたえは「まぁまぁ」との事でした。
午後の実技競技は3人で挑戦したのですが、勝負は昼休みから始まっていました。展示された測定の様子をじっくりチェックして対策を練りました。
実技は「倒れやすい箱」と「倒れにくい箱」を与えられた材料を使って作成するというものでした。時間ぎりぎりまで粘ってより安定性を増やしたり減らしたりと調整をしました。最後の測定では思ったよりも良い結果になり大満足でした。
28日(日)は東京ビックサイトでの研究発表会と科学の甲子園東京都大会の表彰でした。
迷子になるというトラブルはあったものの、気を取り直してまずはポスター発表の見学です。とても難解な研究報告から、なじみのある実験まで様々あったので、じっくり時間をかけて見て回りました。同じ年代の学生の研究という事で皆興味津々、様々な刺激を受けたようです。
ホールでは高校生のプレゼンテーションが英語で行われました。
もちろんパワーポイントも英語。
手元の資料は日本語だったので、そちらと見比べながら必死で聞き取りました。もちろん質疑応答にも積極的に参加しました。残念ながら私たちは日本語での質問になってしまいましたが、他の人が英語で質問をし、それに英語で返していた女子高生にはひたすら「すごい」を繰り返していました。いつかは私も、と思ったようです。
残念ながら表彰式で名前を呼ばれることはありませんでしたが、閉会式後に成績表を頂きました。ドキドキしながら成績表を見て・・・「ビリじゃないよ!!」と満面の笑顔。本人たち的には満足のいく結果だったようです。化学・情報・実技はかなりいい感じだったので、嬉しかったようです。
2日にわたって行われたTokyoサイエンスフェアですが、同じ年代で頑張っている人達に強烈な刺激をもらい大満足。後輩たちが来年も参加してくれることを願っています。
<参加生徒の感想>
今回のTokyoサイエンスフェアに出場して、改めて科学に「協力」して取り組むことの楽しさを実感しました。みんなで協力し意見を交わしながら協議に取り組むのはとても楽しい経験でした。また、同学年の方たちの英語での研究発表は、発表の仕方、研究内容共に刺激を受けました。話を聞いたりポスターを見たりする中で自分が抱いた疑問を相手に伝えることが出来、学びが多くありました。これらは、今後の自身の研究、発表に取り入れていこうと思います。E・F
科学の甲子園では問題は難しかったのですが、仲間と協力し最後まで頑張ることが出来ました。また、同世代のポスター展示を見た際は、様々な分野の興味深い研究発表を見ることによって、とても刺激を受け、貴重な体験になりました。科学の甲子園に参加するために準備してくださった方々に感謝しています。M・K
筆記試験、実技試験に出場しました。筆記試験ではチームの友人と得意分野ごとに役割分担をし、わからなかった問題は補い合って協力して解きました。通常のテストでは出ないような特殊な分野の問題や、今まで学校で習ってきたことを実用的に応用した問題が出題され、難しいながらも面白く、解いていくのは楽しかったです。実技試験では事前に攻略方法をみんなで意見を出しながら考察、実験を繰り返して、試行錯誤していきました。実際に会場では事前のアイデアに手を加えていき、チームで力を合わせて作り上げることが出来ました。実技試験ではサイエンティストの授業と似ていたためスムーズに行えましたが、山脇だけでなく様々な学校の代表者の工夫が見られ、実践的な問題も科学をより楽しめる刺激的な経験となりました。K・Y
筆記試験では今まで見たことが無い問題も多くあり、持っている知識を最大限に生かすことが出来ました。他校のポスターやプレゼンテーションが素晴らしく、驚くと同時にとても刺激を受けました。私ももっと勉強に励み同じ舞台に立てるようになりたいと思います。T・Y
サイエンスフェアに向けて、チームのみんなで勉強会や実践を行いました。その準備期間や当日に一団となって協力し取り組めたので楽しかったです。思うような結果にはなりませんでしたが、自分が出せる力は精一杯出せたと思います。K・M