SI部 中1生が数学部研究活動を体験しました

2020年12月8日

SI部は各班に分かれて研究活動を行っています。

9月に所属した中学1年生には、各班の活動を体験して、その上で所属したい班を決めていきます。
2つ目の体験分野は「数学」です。高村先生と数学の楽しさを学びました。

「あたりまえのことをあたりまえと思わないところから、数学ははじまるんだよ!!」
「点や線は、本当は見えないのだ!という、びっくりする問いかけから始まりました。」
「無作為に打たれたたくさんの点を2枚重ねてずらしていくとなぜか渦が見える!」
「3地点からの最短距離を探せ!」
など、思わず「へぇ!!」となる数学の世界に引き込まれていきました。

2020sisugaku
数字じゃない数学?!
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点をずらすと渦がみえる
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最短距離を探そう!
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シャボン玉を使ってみます
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きれいに出ました
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5角形の最短距離はこんなカタチ

それぞれの実験データをあわせて自然界の法則を予測し、証明して定理を導く。
いつもと違う入り口から入るといつもの数学よりも、もっと面白い数学を知ることができた時間となりました。

以下、生徒の感想(抜粋)
〇普段の数学の授業では習わないことを学ぶことができてとてもおもしろかったです。本当にその定理があっているのか、実際に検証することができてよかったです。

〇3、4、5箇所の点をつなぐ線の最短経路を石けん水の膜がしめしてくれた事にとても驚き感動しました。

〇今回の講座を受けて、数学の楽しさを改めて知ることができました。今までは問題をとくだけで、証明というものをしたことがなかったので、とても勉強になったし、楽しかったです。

〇自然界には、人間に必要なことの答えを導いてくれたりすることに気が付いて面白いと思いました。三角形をつなぐ最短距離は、Yに近い形になることが面白かったです。