探究プロジェクト『これからを生きる×ドローン』

2020年10月13日

10月3日、探究プロジェクトとして、株式会社BYDの井上創太氏と株式会社ワールドスキャンプロジェクトの方々にお越しいただき、ご講義を受けました。講義内容は「これからを生きる×ドローン」。中1生から高2生が対象でした。

山脇学園ドローン

「探究プロジェクト」は実体験を通じて、これからの社会を捉える視野を広げたり、グループワークを通して協働して取り組む力を育んだりすることを目的としています。また、各学年における探究的な取り組みにもつながる実践の場でもあり、自分自身の探究力を高めたいと考えている生徒に参加してもらいたく企画をしております。

山脇学園ドローン

今回は、株式会社BYD(学生向けキャリア教育事業のコンサルティングの会社)の代表 井上創太さんにお越しいただき、10月末より開始する全6回の「ドローン講座」のオープニングアクトを行いました。

今回の主役「ドローン」ですが、これはこれからの社会の在り方を激変させていくツールです。例として挙げれば、日常生活の中での新しい宅配方法の確立(空輸)・農薬の的確な散布といった農業への応用・労働人口と連動して減少する技師の代替(例えばインフラの点検や測量)など、一人ひとりの暮らしに密接に関わっていきます。それと同時に新たな技術に関しての法整備や、さらに視野を広げればこれを導入したマーケティングなど、影響を受ける分野が大きいことも容易に想定できます。

このように、社会に与えるインパクトの強いドローンを軸にすることで、自分達が創るこれからの社会のことを考えてもらいたいと考えています。

山脇学園ドローン

「自分の人生の判断をまわりに委ねずに自分で決める。」

この第0回目のテーマは「これからを生きる×ドローン」。日本の人口の推移・太平洋戦争前からの都市「デトロイト」の変化・japan as number one・AIによる仕事の代替など、ここ数十年で起きたことに対して、これからの生き方は「その当時を生きる生き方と同じで良いのか?」という疑問の提示から始まりました。

また、今のままではいけないという事実に対して、自分を変えるために活用できる目の前のチャンスについても再確認しました。本校にはマイオピニオン・チャレンジプログラム・海外研修などの沢山のチャンスがあります。これらの機会を「自分が使って自分を育てる」スタンスは改めて「自主・探究」そのものであることを再認識しました。

 

「ドローンが及ぼす影響」
会の中では、株式会社ワールドスキャンプロジェクトの方々にお越しいただきました。この会社では 、世界遺産など未来に残していきたい資産を、ドローンを活用して3Dスキャンし、映像に残していく活動を行っています。エジプトのピラミッドを中心とした、エジプトの文化や歴史の映像化や海底の探索など、幅広い領域が対象だそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=X4jT3fcBvSI

実際に使っている大型のドローンを使い、講堂内を走りました。専用のゴーグルを使っての操縦はとても難しそうですが、エジプトのプロジェクトをご担当されたプロの方の手にかかれば、目視で確認しなくても講堂を出たり入ったり自由自在。このドローン(もう少し簡易版)を、本校での全6回の講座中は貸し出して下さるそうで、日本で一番ドローンを飛ばせる女子校になるかもしれません。

【講堂で飛ばしたドローン画像】
https://vimeo.com/467616595/087896b894

 

10月末から始まる講座では、「ドローンの仕組み・飛行」「SDGsとの関連」「法規制」「ビジネスへの応用」「生活の中での活用」など様々なテーマでこれからの社会を考えていきます。また、各回の中でのワークショップは、プレゼン力は勿論、課題発見力・リーダーシップ力など、各種スキルアップの機会にもなります。知識の量だけでなく、折角得た知識やスキルを出していく「思考・判断・表現」を行える機会となりそうです!

以下生徒の感想(一部)

〇ドローンは世の中に大きなすごい影響を与えているのだなと思いました。ドローンによって解決出来るSDGsがたくさんあると思いました。何回も手を挙げたり発言する機会があったけれど、ただみんなの意見を聞いているだけで自分の声を出すことが出来なかったから、これからはそういうのにもチャレンジしようと思いました。多分本物のドローンをとばしているのを直で見られたのは今回が初めてだったからとても迫力があったし、最後にドローンを操縦する際に使っていたカメラのゴーグル?みたいなものを付けさせて頂いた時に、ほんとに空を飛んでいるみたいで、何十年もたたないうちにドローンを使って人が飛んでいたりドローンで何かをすることが日常になるのかなと思うととてもワクワクしたし、そういったことに自分もかかわりたいと思いました!

〇ドローンはまだ普及させる土壌が不完全だと言うのも含め、可能性が無限大です。そのため、SDGsの事や私の興味のある分野の事でも繋げられ、新しい手段として多くの産業や技術開発に繋がると思います。また、深海探査のためのドローンのように、ドローンもまた形を変えて広い分野の探査に役立つのではとワクワクしました。今回の講座を受けて、抱いた疑問や自分でもドローンを活用してやりたいこと、ドローンを使った自分なりのアイディアが沢山浮かんだのでそれらを解決し、形にしていく為にももっと知りたいです。

〇この世の中は自分が変化するように10年でさえ、とても変化することがわかった。そしてドローンという小さな機械がこの国や世界の科学進歩につながっているとよく分かった。私はそこから、社会を知るためにはもっとドローンなどの機械を知る必要があると思った。そして、自分はチャンスを生かしてもっとプレゼンなどで誰かに話すということを頑張らないといけないと思った。

〇すごくドローンやSDGsについて、深く知り考えられました。また、周りの後輩や同輩に刺激を受け、私も実践的なことをする授業で発言できるようになれたらいいなと思いました!!