SI特別実験講座 東邦大学 アルコール感受性の遺伝子解析

2019年10月31日

9月29日(日) 東邦大学理学部(習志野キャンパス)佐藤浩之教授のもと、高大連携講座の一環として「アルコール感受性の遺伝子解析」の実験講座が開催されました。この講座には公募で集まった中学3年生から高校2年生の16名が参加しました。

「アルコール感受性の遺伝子解析」とは、お酒を飲んだ時にはたらく、ADH(アルコール脱水素酵素)とALDH2(アルデヒド脱水素酵素2)という酵素について、それぞれ自分が持っている遺伝子の型を調べることです。参加した生徒たちは、生物分子科学科の佐藤浩之先生とTA5名の学生の方々のご指導のもと、高校生物の教科書にのっているPCR法とDNAの電気泳動を実際に経験し、遺伝子研究の基礎を体験するという今回の目的を達成しました。

当日はDNAの話から始まりました。中学生は授業でDNAについて基礎的な部分は知っているものの、ほとんどが高校選択生物の内容ですのでどの生徒も実験の方法やその原理について理解しようと真剣に聞いていました。

2019東邦大学

 

実験が始まると、数μl単位という細かい作業に皆TAの方の説明を聞きながら時間を忘れて取り組んでいました。

2019東邦大学

 

TAをしてくださった大学生の中には、実験の合間に学校生活や進路について話をしている生徒も見られました。

また、実験の合間には大学の構内にある薬草園を見学しました。

2019東邦大学

見学から戻り、いよいよ自身のDNAの解析結果を手にし、TAの方に結果の読み方を教わりながら、自身のアルコール感受性について分析しました。遺伝子ということもあり、両親のことを思い浮かべながら予想通りになったと語る生徒の姿もみられました。

2019東邦大学

 

最後に、佐藤先生から改めて、今回の実験を含め自身の遺伝子を扱うということは個人情報を扱うということであり、結果についても慎重になることが必要と教えていただき講座が終了しました。

生徒たちは、大学の構内見学をはじめ、大学での実験三昧の一日をおおいに楽しみました。