中学2年 2泊3日長野へ夏季学校に行きました

2019年8月15日

7月22日から26日にかけて、中学2年生は3班に分かれて2泊3日の夏季学校を行いました。
1日目、バスで長野県白馬村へ向かいました。まずは、青木湖でカヤック体験です。はじめはなかなか思うように進まず苦労していましたが、慣れてくると上手にパドルを扱い漕いでいました。

中2夏季学校

中2夏季学校

その後、八方文化会館へ移動し、シアターラーニングを行いました。中学3年に向けた自分の進路選択と、SDG’sを関連付けたプログラムでした。自分の好きなものをプレゼンテーションしたり、保護者の立場で自分のことを答えたりする中で、自分自身と向き合い考えたことを、円盤問題を通して言語化しました。

2日目、八方尾根をトレッキングしました。ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、八方池山荘から登り始めました。1班は小雨の降る中の登山となりましたが、2班・3班はお天気に恵まれ、遠くの山々もきれいに見えました。黒菱平では、高山植物の観察も行いました。
夜は、ホタルクルーズを行いました。真っ暗な青木湖の水面に舞うホタルの幻想的な光に魅せられました。

中2夏季学校

中2夏季学校

1日目・2日目と自然の雄大さやすばらしさを体験し、3日目は過酷な自然に立ち向かって作られた黒部ダムを見学しました。今年から運行が始まった電気バスでダムへと向かう途中、工事の難所であった破砕帯を見ることができました。
ダム駅にバスが到着し、220段の階段を上ると、展望台から黒部ダムが一望できました。大迫力の放水を見たり、実際にコンクリートを運んだバケットの大きさに驚いたりしながら見学し、最後に慰霊碑の前で黙とうしました。

中2夏季学校

中2夏季学校

多くのことを学び、考え、成長できた3日間となりました。

 

《生徒の感想》
・夏季学校を終えて、夏季学校に行く前と行った後ではクラスでの団結力はとても深まったと思う。また、自分のことでは時間を意識して動くことと、やるべき事を後回しにせずにその日中にまとめたり、次の日の用意をしたりなどの当たり前のことも当たり前に出来るようになれたと思う。2学期以降には体育祭や文化祭、合唱祭などがあるので、全員で協力をして、各自の用事などはあると思うけれど、自分のことよりもクラスのことを優先して、積極的に参加できたらいいと思う。

・まず、クラスの人達との共同生活の中で学べたことは、互いに助け合い気遣うことが大事だということです。
それは主に、カヤック体験の時や、登山の時、黒部ダムの時に感じました。他にも色々なところで感じた場面はありました。 登山の時に私がこけそうになった時に友達が「大丈夫?」と声を掛けてくれたことや、カヤックの上を歩く体験をして私が何回か落ちたりしてしまった時に手を差し伸べてくれました。ちょっとしたことと思うかもしれませんが、日々の学校生活でとても重要な点だと思うので私も取り組んでいきたいなと思いました。