「第2回 中高生による生物多様性研究発表会」-早稲田大学高等学院との交流-報告

2018年6月25日

2018si生物部昨年に引き続き、SIクラブ生物班のメンバーと早稲田大学高等学院中学理科部の皆さんとの合同研究発表会が、6月16日午後、山脇学園の科学技術系継続研究室にて行われました。

この交流は、互いにフィールドワークで得た生物種の多様性に関する報告を行い、生物多様性の大切さを学ぶとともに、交流を深めながら今後に活かせる情報を交換することを目的として実施されます。

 

本校生物班のリーダーのあいさつに始まり、まずは山脇学園から中学3年生による「西表島の生物多様性」について、また生物班の屋外実験場チームによる「屋外実験場の生物多様性」について発表を行いました。西表島については、特に昨年度より進んでいる「サンゴの白化」の原因と分析について高校1年生もプレゼンテーションを行いました。
また、「亜熱帯の島と本州で観る生物比較」と題してカラスを例にとっての考察を、高校2年生が発表しました。

2018si生物部

早稲田大学高等学院の皆さんは、「式根島の生物多様性」と「佐渡島の生物多様性」について、中学2年生がわかりやすく発表を行い、どれだけの生物を集めることができたのか、グラフを交えて説明してくれました。
最後は、「異フィールド間における生物多様性の比較」と題して、中学3年生が今まで磯観察を行ってきた場所による多様性の特徴を様々な角度から比較分析した結果を発表しました。評価方法も研究している点など、山脇生にとっても大変勉強になりました。

最後は、昨年発表を行った高校1年生4人による講評です。
互いの学校の発表について、印象に残った点、良かった点を挙げ、互いに称えあい、後輩たちには大いに励みになったことでしょう。

本校生も、第3回の発表会に向け、自分たちの改善すべき課題に向き合い、次の活動に活かしていって欲しいと願っています。
生き物好きの生徒達による発表会は、次年度は早稲田高等学院で行われます。また新たに進化した発表が聴けることが楽しみです。

 

【生徒の感想より】
・サンゴ礁では白化の問題について発表されていました。白化は海水温の上昇以外に、台風によっての影響を初めて知りました。カラスは、とても身近にいるので、普段よく考えていなかったので興味を持ちました。住んでいる地域や食べるものによって見た目が大きく変わることを初めて学びました。先輩の発表を聴いて自分に改善点があったので気を付けようと思いました。

・発表を聴いていて本当に生物が好きなのだと思いました。式根島、佐渡島にはどんな生物が生息しているのか、発見された門の割合はどれくらいなのか知ることができました。式根島と佐渡島で一人何種採れたのか、1分に何種見つけたのかという調査方法に興味を持ちました。点数を付ける方法を初めて聞いて結果がでていることに関心を持ちました。また問題を出して聴いている人を引き付けて発表していたり、手を使って表現するなど発表がとてもうまいなと思いました。とても簡潔で分かりやすかったです。新しい発表や研究方法を学ぶ良い機会になりました。学んだことをクラブ活動や科学研究チャレンジプログラムの活動に役立てたいです。

・私は今回の発表会でどのように発表したらみんなに分かりやすく楽しく伝えられるのかを学ぶことができ、たくさんの知識を得ることができました。今まで山脇生の発表は見たことがあっても、他校の発表は見たことが無かったのでグラフで結果をまとめたり、クイズを用いたりと面白い発表の仕方を沢山見ることができとても楽しかったです。

・佐渡島と式根島の生物多様性についての発表を聴いて、私もいろいろな海で磯の生き物の調査をしてみたいと思いました。私は2、3回神奈川県の観音崎で葛西臨海水族館の方と観音崎自然博物館の方と磯の生き物の調査観察をしたことがあります。その時は、アメフラシが多く、その他にもクロイソカイメン、ダイダイイソカイメン、ヨロイイソギンチャク・・・・・・(中略) など様々な
生物を観ることができました。なので東京湾など、以前は水質が悪かった場所が今では回復しているのか、磯観察などを通して、調査、観察してみたいと思いました。