日本マングローブ学会大会に参加しました

2018年12月22日

 

2018マングローブ学会
2018マングローブ学会ポスター

 

2018マングローブ学会
国際マングローブ生態系協会 馬場繁之先生

 

12月8日(土)東京農業大学開催された「日本マングローブ学会大会」にて、科学研究チャレンジプログラムの中学3年生とSIクラブの高校1年生が、口頭発表を行いました。
マングローブ学会では、公開シンポジウムⅠ『中学生・高校生によるマングローブに関する研究発表となんでも相談』と題して、中学生高校生に門戸を開いて発表の場と、研究者の皆さんと交流する場を設けて下さいます。生徒達はこの日の発表を目標に研究活動を行ってきました。

発表は、親交のある東京都立科学技術高校の皆さんから始まり、本校のSIクラブの高校1年生、科学研究チャレンジプログラムの中学3年生2組と続きました。
一昨年、昨年と発表を行った高校2年生も見守る中、まずは、高校1年生の発表です。昨年は科学研究チャレンジプログラムの中学3年生として参加しました。マングローブを逆さにして栽培した時、発芽発根がどのようになるか、植物体の極性という性質を基に仮説を立て実験しました。今回は経過報告でしたので、実験でうまくいかなかった点を考察し次年度に向けて実験を継続する予定です。

次は、科学研究チャレンジプログラムの中学3年生です。海水と淡水(川の水)が出会う汽水域で生育するマングローブの耐塩性を調べるチームと、身近な野菜の耐塩性を調べるチームの発表です。マングローブに耐塩性があることは分かっていますが、どの程度の濃度が限界なのでしょう。身近な野菜は、実験してみると種類によって意外と耐塩性があることが分かりました。すでに被災地での農業などに活かされているとのことですが、社会に繋がる研究の最初の一歩です。

発表の後は質疑応答です。研究者の方々からの質問にドキドキしながら答えたり、アドバイスを頂いたりと、次につながる貴重な体験となりました。
「何でも相談」では、参加生徒達が発表を終えて疑問に思ったこと、お聞きしたいことを質問用紙に書いて提出し、様々な分野の先生方が全ての質問に次々と答えて下さいました。 温かい眼差しに包まれた時間の中で、「研究すること」の一端を感じることができました。

会が終了した後、お世話になっている琉球大学の渡辺信先生を囲んで、都立科学技術高校の生徒の皆さんと共に振り返りを行いました。
皆、今回の経験をもとに、再実験を行ったり足りない点を再度考察して、次の校内での研究報告会に向けそれぞれの取り組みを始めているところです。