高校1年生 理系クラス夏季学校 富士山生物地学調査隊
2018年8月23日
7月26日からの3日間,高1理系クラス夏季学校「富士山生物地学調査隊」を実施いたしました。
1日目。まずは青木ヶ原樹海の探索を行います。溶岩の影響による樹海独特の地形に注目しながら歩いていきます。
天然記念物「富士風穴」の中にも入りました。風穴内の平均気温は3度、とてもひんやりしています。
中は真っ暗。ライトを頼りに、恐る恐る足を踏み入れていきました。
夕方、キャンプ場に到着し、まずはBBQの時間です。焼きそば、お肉、野菜、デザートにはマシュマロを炙ってチョコフォンデュも。
夜はキャンプファイヤー。キャンプファイヤー係の生徒が企画・進行を務めました。担任達が火の神に扮し点火。じゃんけん列車とマイムマイムで、3クラスの気持ちが1つになりました。
2日目朝、宝永火口まで登るため富士山5合目に到着。見渡す限りの雲海、青空。
富士山は頂上まではっきりと見えます。最高のお天気に恵まれました。
森林限界を越え、苦労しながらも宝永火口まで登りきります。目的地に着く頃には、もうヘトヘト。
しかし絶景を前にして、みんな笑顔で達成感に満ちた表情です。
無事に下山し、午後は伊豆半島のジオスポットである柿田川公園、白鳥山、下白岩、達磨山を周ります。
夜は研究発表の準備です。どの行動班も活発に意見交換しながら,熱心に一丸となって取り組んでいました。終礼後も、自分達が納得いくまでと、夜遅くまで準備し続けました。
3日目は台風の影響を考慮して予定を変更し、研究発表を行わずに解散しましたが、沢山の場所を巡り、大自然を肌で感じ、研究に打ち込むことができ、大変充実した夏季学校になりました。
今回できなかった発表は、9月中に校内で実施する方向で調整しています。素晴らしい発表が見られるのが、今からとても楽しみです。