高1 「公民」さとうまきこ様による特別授業~『憲法と君たち』を読んで

2017年5月8日

 中学社会公民的分野では、日本国憲法が学習の中心になります。世の中では護憲だとか改憲だとかいろいろな立場や主張があります。
 しかし、それを判断するのは生徒自身であり、教員が決めるべきことではありません。議論をする際に必要なのは、憲法の意味や規定の趣旨を正確に理解しておくことです。授業では、歴史やしくみ、規定の趣旨といった、憲法が拠って立つ原理原則を押さえることを大事にしています。
 
 憲法制定に関わった方の、生の声を聴くという趣旨で、佐藤功『憲法と君たち』(時事通信社)を昨年度中3の課題図書にしました。
 その際、復刻新装版に尽力されたさとうまきこ様(児童文学作家で、佐藤功先生のお嬢様)が、お母様が山脇学園OGだということもあって、生徒へメッセージを下さいました。
 生徒が課題図書を読んで考えたことに加え、お返事を書いたところ、時事通信出版局様・TBS様のご協力もあって、さとう様に特別授業というかたちで生徒(現高1)と直接語っていただく場を設けることができました。

 本の成り立ちなど、多くのお話をしていただいた後に質疑応答がありました。
授業では護憲や改憲という結論を決めた話は全くしていないのですが、いろいろな角度からの意見が出て、議論が盛り上がりました。
授業の感想をさとう様に送ったところ、再びお返事をいただきました。
さとう様、TBS様、ありがとうございました。
 
この授業の様子は、憲法記念日の特集として5月2日にNスタ(TBS)で放送されました。