中1 校外学習 ワークショップとバーベキュー交流会

2017年5月23日

 5月12日(金)中学1年生の校外学習では、「Do Team」をテーマに、シアターラーニングのワークショップとバーベキュー交流会を行いました。
 午前中は、シアターラーニングのワークショップを学園内の体育館で行い、日本アクティブラーニング協会の講師・音楽座ミュージカルに所属する俳優の方々をお招きし、クラスの枠を超えて、学年全体に仲間の輪を広げていけるようなプログラムに取り組みました。

中一校外学習中一校外学習

 2人1組や6人1組のチームを編成し、「殻を破る・相手を感じる、察する」ことをテーマに、コミュニケーションスキルを鍛えるためのシアターゲーム「ぐるり」・「水ゆらし」・「鏡」・「いいね」・「21」などを体験しました。これらのゲームを実施することによって、クラスの友人だけでなく、他のクラスのほぼ初対面の生徒同士でも話しかけやすい雰囲気が徐々に形成されていき、大いに盛り上がっていました。

 さらに、シアターゲームでの体験を通して、柔軟な身体と頭になった状態で、新たに3人1組となったチームで「新しい大学入試問題」で問われるような課題(答えのない問題・今回の校外学習のために特別に用意された完全オリジナル問題!)に取り組み、解決策を協力しながら創造することにも挑戦しました。生徒たちは、限られた時間の中でも、互いにコミュニケーションスキルを発揮し合って、積極的かつ真剣に問題に取り組んでいました。ワークショップのフィナーレでは、学年全体でミュージカルのワンシーンを作り上げるために、大きな声で歌うことを通して、生徒たちも学年全体で一体化することができたと感じていたようです。

 ワークショップ終了後、バスに乗って、バーベキュー交流会を行うためによみうりランドへ向かいました。バス内ではチームごとに考えた「新しい大学入試問題」の解答を発表し合いました。導き出された解答は、1つとして同じ答えのないものであり、生徒たちも発想の違いに驚いたり、納得したりするなど、さまざまな感想を持ったようでした。
 よみうりランドに着くと、すぐに昼食のバーベキュー交流会がスタート。当日は天候にも恵まれ、暑さの中でのバーベキュー交流会となりましたが、生徒たちは、大きな肉や大盛りの野菜、焼きそばを班のメンバーと協力し合いながら次々と焼いては食べ、その間も楽しくコミュニケーションを取ることができていました。

中一校外学習

 帰りは、学園周辺をバスで巡って車窓から国会議事堂などを見学した後、教室に集合して校外学習の感想を書いてから解散しました。生徒たちの感想からは、とても充実した校外学習になったことも伝わってきました。
これからの学校生活においても、今回の経験で培ったコミュニケーション力を発揮して、より良い人間関係を築いていくことを願っています。

<生徒の感想>
★校外学習で、私は人とコミュニケーションをすることの大切さを知りました。午前中に行った「シアターラーニング」では、まだ会話したことのない他のクラスの人とコミュニケーションをすることが多くありました。はじめは知らない人とコミュニケーションをすることがとても難しいことなのではないかと不安な気持ちでいっぱいでした。でも、会話していくうちに、自分のことや思っていることを伝えられるようになりました。また、BBQ交流会では班の人と協力して用意や後片付けができて、素早く行動することによって、より楽しい交流会にすることができました。今度人とコミュニケーションをして関係を深めることが多くなってくると思うので、正しい言葉で自分のことを伝えることができるようになりたいです。

★私はこの校外学習でたくさんの友達ができました。初めはなかなかクラスの子と仲良くできませんでしたが、今回の午前中のシアターラーニングでは他のクラスの子と楽しく交流し、他クラスでの友達もたくさんできました。また劇団の人たちのショーの一部を観たり、山脇でしか体験できないことをたくさん学ぶことができました。そして移動中ではあまり話さない子とたくさん話しました。午後のBBQではたくさんのお肉と野菜を食べ、食べる人・焼く人・肉を切る人と仲間と協力して食べることができました。とても楽しくてみんなの仲も深まり、山脇に入って良かったなと思いました。

★シアターラーニングでは、体を動かして他のクラスの人たちと交流をすることができました。少しは緊張したけれど普段交流が少ない人達と話すことができることは貴重なので、とても良かったと思います。BBQ交流会では、お肉や野菜を焼いたり、焼きそばを作ったりしました。野菜がかたかったり、焼きそばの味がうすかったりしましたが、それらを含めてよい経験でした。失敗を笑えるいい班でした。