中学3年ECP(イングリッシュ・チャレンジ・プログラム)1年間の集大成である13日間のイギリス語学研修に行ってまいりました。
多くの保護者の方々に見送られ、約13時間のフライト後、入国に2時間、移動に約1時間をかけ、オープニングセレモニーを経て研修拠点となるチェルトナム(Cheltenham)にてホームステイファミリーと対面、少し緊張した面持ちの出会いを写真におさめ、さっそくホームステイが始まりました。
朝夕ファミリーに送迎いただき、平日午前は語学学校にて英語で学習、午後のプログラムにもリンクする内容を学び、平日午後と土曜日はアクティビティ・プログラムを行う日々を過ごしました。ランチは各ファミリーが毎日持たせてくれるランチパックを楽しみました。
アクティビティ・プログラムでは、様々なことを行いました。
チェルトナム・グロスター散策、ピーターラビット1作品を感じられるTailor of Gloucester Shopにも立ち寄りました。古き時代に時が止まったようなコッツウォールズ絶景の美しい村々、バイブリー、ボートン・オン・ザ・ウォーター、ブロードウェイも訪問しました。
中でも大変盛り上がったのは、2つの交流会でした。同世代の学生と一緒にディスカッション、ゲーム、スポーツを行いました。「始めはどきどきしたけれど、現地の方々の優しさで仲良くなれた。楽しかった。」最初は少し距離があったものの3時間後にはすっかり打ち解けることができました。現地小学校訪問では、小学生に校内を案内していただき、日英お菓子文化の違いを知り、日本の文化の一端をお伝えするために、筆ペンで漢字を書いたり、折り紙を折ったり、紙風船・けん玉・あやとりで一緒に遊びました。「もっと時間が欲しかった。」準備練習していったことをお伝えできた喜びと、喜んでいただけた嬉しさを感じた時間でした。
少し遠出のエクスカーションでは、イギリス最古の総合大学であるオックスフォード大学とストラトシェークスピアが生まれ暮らしたストラトフォード・アポン・エイヴォンに、小グループ毎イギリス人の先生の誘導で見学に行きました。オックスフォード大学には現役オックスフォード大学生も同行してくださり、ハリーポッターの撮影も行われたクライスト・チャーチも見学しました。「テスト前は1日12時間は勉強する」という実際に驚きました。世界各国から来た方々に混ざって、歴史ある立派な建物と歴史を堪能しました。事前にシェークスピア作品を読んで訪問したストラトフォード・アポン・エイヴォンでは、シェークスピアをより深く知り、ロイヤルシェークスピアシアターではFront of House Tourにて劇場を巡りました。
500年を超える歴史を持つマナーハウス、エレンバラ・パークにてアフタヌーンティ(クリームティ)体験でティとスコーンも味わい、お家訪問にてガーデニング、スーパーマーケットにも行き、お買い物も体験しました。
チェルトナム最終土曜日には、ホームステイファミリーをご招待しFarewell Partyを行いました。代表挨拶の後、ファミリー対抗Animal Bingoで一喜一憂、タレントコンペティションで盛り上がり、日本とイギリスのお菓子でほっと一息つき、ファミリーとの写真フォトコンテスト表彰式をしました。森山直太郎さんの「さくら」英語バージョンを会場全員で合唱しました。直後に心をこめて作った感謝を伝えるサプライズ動画を上映し、「ありがとう」を伝えました。続いて、各々が書いたThank-you Cardをファミリーに手渡しました。感極まった瞬間でした。
全員写真をとりPartyはお開きに。それぞれのファミリーとの最後の時間を過ごしました。
一夜明け、集合。お別れには、笑顔あり涙あり。ハグをし、再会を誓いました。
Vol.2に続く