中学校入学式を行いました

2018年4月10日

4月8日(日)山脇学園中学校入学式を行いました。

真新しい制服にピンクのコサージュをつけた新入生たちは、少し緊張の面持ちでしたが、凛とした姿で式にのぞみました。

2018入学式

新入生入場

2018入学式

入学許可

【学校長式辞】

2018入学式

 本日平成30年度山脇学園中学校入学式を挙行するにあたり、このように多くのご来賓および保護者の皆様にご列席いただきまして、誠にありがとうございます。学園を代表し、厚くお礼申し上げます。
 ただいま入学を許可いたしました302名の新入生のみなさん、入学おめでとうございます。厳しい入学試験に合格し、晴れて本校の生徒となられた皆さんを、山脇学園は心から歓迎いたします。また、保護者の皆様、これまで慈しみ育てられた皆様のご苦労を思い、お嬢様のご入学を心よりお祝い申し上げます。おめでとうございます。私ども教職員一同、お嬢様をお預かりして、最善をつくしてまいる所存です。
 例年ですと桜の花が満開の中、武家屋敷門を通ってくるのですが、今年の桜は開花が早くてもう葉桜になってしまいました。それでもグラウンド下のフィールドエリアでは、今チューリップが満開で、ハナミズキやりんごの白い花が咲いています。桜だけではなく春はたけなわです。
 本学園は1903(明治36)年に東京市牛込区白金町に創設され、今年で、創立115年を迎えます。どんな思いを抱いてこの学校が創設されたか、ちょっと校章の説明をしたいと思います。それは今の教育にも繋がるからです。
 ハートの中に富士山が描かれています。ハートはもともと心臓の形をかたどっています。心臓は血液を送り出すポンプですが、それだけにとどまらず、愛を象徴しています。どうしてそうなったかすぐには答えられませんが、それを疑問に思ったある学者が課題を追求していく課程で、山脇の校章に目を留めました。彼が調べたところによると1919(大正8)年の読売新聞に、当時山脇高等女学校と称していた本校の徽章は1907(明治40)年から使用されていると書かれていたというのです。ハートからは、優しさ、温かさ、調和、共感などが連想されるでしょうか。そういう気持ちを持った人に育って行ってほしいとの願いが込められているのです。
 一方富士山については、山脇房子初代校長の言葉が残っています。「人は誰でもいろいろな望みを持っています。日本一の学者になりたい人もありましょう、お金持ちになりたいと思っている人もありましょう、そうした望みをかなえるのは難しいことです。けれどもただ一つ、誰でも努力次第でできることがあります。それは徳の高い人になることです。」こう著書の中で述べています。
 「徳の高い人」というのは、漠然としてよく分からないかもしれませんが、「自然と良い行いをする習慣を身につけた人」とでも言いましょうか。あるいは「その人の行為そのものが人を引き付ける力を持っている」とも言えます。もちろんこうした人格の形成は6年間でできるものではありません。山脇でその礎をしっかり築いていこうとするのです。
 房子先生は、徳の高い人を考えたとき、富士山の姿を理想としたいと述べています。まず、富士山はいつ、どこから見ても姿が変わらず、凛とした気高い様子を保っている。人もその姿を見習い、真摯な姿と、誇り高い心を持つべきだ。また、いつでも高嶺に白雪をいただいている。その姿が、人間の清新な姿や高い志を思い起こすといいます。最後に、富士山は火山として地下にはマグマを抱えているのでしょうが、表面は非常に穏やかで平和な姿をしています。人間は激情に駆られて失敗をするものですが、富士山を手本として、感情を抑えられる克己心を養うべきとも言っています。
 ハートに象徴される温かで優しい心に包まれ、富士山に象徴されるような凛とした気高さと清新な志を持ち、何事にも動じない克己心を培う、そんなふうにまとめることができるでしょうか。
 校章に込められている創立者の思いを汲み取ることができたでしょうか。現在の理事長である山脇恭先生は、「凛としたレディ」になりなさいとおっしゃいます。やはり徳の高い人を目指しているのでしょう。それではそのために皆さんは何をするべきか。勉強の面で言えば、知識に裏打ちされた思考力、判断力、表現力が必要です。やはりなんと言っても勉強は大事なのです。分からないことを分からないままにしておかないこと、興味を持った事柄はとことん調べてみること、そうした習慣を身につけることが大切です。
 次にしっかりとした生活習慣を身につけることが大切です。一言で言えば、時と場所を弁えるということです。どこに行っても恥ずかしくない立ち居、振る舞いができるようにしましょう。
 具体的にはこれから皆さんと生活を共にする先生方が言ってくれます。一緒に「徳の高い人」になれるよう目指していきましょう。
最後になりましたが、保護者の皆様に申し上げます。この度、大切なお嬢様方を本学園がお預かりすることになり、教職員一同、この重い責任を全うするために全力を傾けてまいります。私どもの目標は、ご家庭と学校が力を合わせ、お嬢様方の学園生活を最良のものにしていくことに尽きます。深いご理解とともに、学校運営へのご協力を、心よりお願い申し上げます。
 新入生の皆さんが心身ともに健やかに、有意義な学園生活を送られることを願い、式辞といたします。

平成30年4月8日
校長 山﨑元男

【新入生代表 誓いの言葉】

 暖かな春の訪れとともに、私たち302名は山脇学園の入学式を迎えることができました。本日はこのような立派な入学式を行っていただき、ありがとうございました。
私たちはこれから始まる中学校生活への期待と不安を胸に抱きながら、今日を迎えました。
私が、中学校生活で楽しみにしていることは部活動です。私はまだ入りたい部活動を決めていませんが、山脇学園にはたくさんの部活動があるため、選択肢が広がります。また、部活動を通して身体を鍛えるだけではなく、先輩方や仲間と信頼関係を築いていきたいと思います。
 一方、新しく始まる英語の授業には不安がありますが、山脇学園ならではのイングリッシュアイランドをはじめとする様々な設備を最大限に利用して、英語をもっと身近なものにしていきたいです。
 最後になりますが、校長先生をはじめ諸先生方、先輩方、あたたかいご指導をよろしくお願いします。私たち新入生は、山脇学園の生徒として誇りを持ち、実りある中学校生活を送りたいと思います。

2018入学式

学級担任紹介

2018入学式

校歌斉唱

式を終え、新入生は教室で初めてのホームルームを行いました。

たくさんの祝電をありがとうございました。

新入生の皆さんにとって、新しく始まる山脇学園での日々が、楽しく豊かなものになりますように。

2018入学式