<8月11日(火)>
本日から、Boston短期留学が始まります。心配そうな保護者の方々(とワンちゃん)にお見送りいただき、みんな笑顔で出発ゲートをくぐりました。これから始まる2週間、怪我なく、充実した研修ができるように、それぞれが自分の目標をしっかり持って、行ってまいります!
<8月12日(水)>
Lasell Collegeに到着しました!各自、寮の部屋(1階)に荷物を置き、同じフロアに泊まりお世話をしてくださるミランダさん達のお部屋に19:30に集 合。Welcome Partyを開いてくださいました。部屋に入って早 速、50~60cmはあるピザ6枚と同じ大きさのサラダにみんなビックリ!日本ではなかなかお目にかからないサイズに、「アメリカにいるんだ!」と当たり 前ながら実感しました。「部屋でも互いに英語で話すんだ!」と話し合って決めた部屋もあれば、大学の広さと緑の多さに「鬼ごっこしたいな」とワクワクして いる生徒達もいます。この笑顔で、2週間沢山のことを吸収して行こうと思います!
<8月13日(木)>
3 日目、ハーバード大学に伺い、ハーバード大学首席卒業で現在ハーバード大学院で医学を学んでいらっしゃるAmyさんに校舎を案内していただきました。緑豊 かで広大な敷地を持つ大学で、なんと図書館だけでも70カ所以上あるそうです。しかし、生徒達を最も感動させ、やる気にさせたのは、Amyさん自身でし た。同じアジア人でありながら、非常に明瞭な発音と大変分かりやすい説明で、ほんの一瞬で生徒達を「もっと話を聞きたい」という気持ちにさせてしまいまし た。またご自身の英語学習・勉強の苦労話やアドバイスを熱心にして下さいました。「何かを始める時、多くのことが想像していたよりも苦しくも辛くもない。 だから、勇気を出してチャレンジしてみよう!」これを読んでくださっている皆さんも、是非Bostonにいる生徒達と共に『勇気を出してチャレンジ』を!
- Amyさんへの質問タイム。少しでも多くのことをAmyさんから吸収しようと、質問をたくさんすることが出来ました。
<8月14日(金)>昨日のハーバード大学に続き、本日8/14はMIT(マサチューセッツ工科大学)に行ってきました!
MIT のWorkshopでは、車型のロボットに、掃除機のルンバと同じ機能をプログラミングしました。教えて下さった先生の英語は非常に速かったのですが、そ の説明を聞いてパソコンでどんどんプログラミングをしていく生徒達には驚きましたし、非常に頼もしく思えました。まだBostonに来て4日目ですが、 あっという間に英語での環境に慣れ、今は先生やお世話をしてくださるLasellの学生さんに自分たちから積極的に質問に行きます。本人達は気付いていな いこともあるようですが、彼女達の意欲と日々の努力で、着実にそれぞれの目標に近づいているように思います。2週間後の彼女達が、今からとても楽しみで す‼︎
<8月16日(日)>
8/16に行ったBoston観光です。
Freedom Trailでは、観光地を18世紀の実在の人物に扮した方に案内していただきながら、みんなでBostonの町を歩きました。
昼食後、Boston Tea Party Ships and Museumに行きました。私たちにも、ボストン茶会事件の登場人物が割り当てられ、ボストン茶会事件を実際に体験することができました。
<8月17日(月)>
今日はLiberty Ride Tourに参加しました。昨日のBoston Tea Party Ships and Museumに引き続き、ボストン郊外のレキシントンとコンコードにてイギリス軍と植民地民兵が戦った場所を訪れ、アメリカ史について学ぶことができまし た。その後はお待ちかねのランチとショッピング。
今日のみんなの感想は、秋の文化祭の際、「ショッピング1word 感想」でご紹介したいと思います。生徒たちは自分の気持ちを表すぴったりの単語を思い浮かべています。
shoppingの後の夜の授業では、全員が何時間もかけて準備した「ベートーベン」「ポール・ニューマン」などの偉人・有名人についてグループ発表をしました。その後、短い時間で考え、まとめた自分自身の「短期目標」「長期目標」を1人で発表しました。
緊張しながら1人で発表をやり遂げた後の生徒たちの笑顔…本当に素敵な瞬間でした。
最後は担当してくださった先生と感謝とお別れの円陣を組んで授業を終えることができました。
あまりの熱狂に教室の温度が上がるくらい、素晴らしい時間を過ごすことができました!
<8月18日(火)>
午前中の英語の授業の後、Museum of Fine Arts(ボストン美術館)へ行きました。今日のバスは、アメリカの子ども達が学校に通う時に使うスクールバスです。現地校にでも通わない限り、普通はこのバスに乗れる機会はありません!
夜 の授業は、Tye-dyeでした。まず14世紀から21世紀までのファッションについてLasell生のプレゼンテーションで学んだ後、私達のために用意 してくださったTシャツを折りたたんだり、ねじったりして輪ゴムで止め、染色しました。16時間後には出来上がるそうです。どんなTシャツが出来上がるの か、今から楽しみです!
<8月19日(水)>
このボストン留学体験の英語授業は非常に充実しています。
午前中9:00~12:00に、Lasell大学の教授によるESL(英語を母語としない学生のためのクラス)の授業を受けます。午後は13:00~17:00まで、学内でのゲームやスポーツ、あるいはボストン近郊へのフィールドトリップを行い、夕食後の19:00~21:00、GPI(現地の教育団体)の講師による授業やゲストスピーカーによる講義、Lasellの学生との多様なセッション等のアクティビティへと続きます。
実際、とてもハードな内容なのですが、生徒たちは様々なことを「英語で」することに興味を持ち、誰一人諦めることなく皆で(精神的にも)助け合い、 遅くまで宿題やプレゼンテーションの準備に取り組んでいます。
今日は、明日のプレゼンテーションのために、11:00からコンピュータ室でPower Pointの資料を作成し、原稿を読まずに発表できるようグループで練習を重ねていました。
<8月20日(木)>
午前中の授業で、数日間準備してきたプレゼンテーションを行いました。テーマは生徒それぞれが紹介したいこと。日本の文化やマンガ、バレエ、健康とランニング、死ぬ前に行ってみたい場所など、豊かな個性が表れた発表となりました。生徒たちはこの日のために夜遅くまで練習し、誰一人原稿を見ず、緊張しながらも楽しみつつ、発表・質疑応答を一人でやりきりました。終わった喜びとホッとした様子はありましたが、「もうプレゼンは当たり前」と思えるような落ち着きまで感じられ、この2週間の学びの深さを感じることができました。素敵なプレゼン・大きな成長を見せてくれて、本当に頼もしく幸せなひと時でした。
- 最後の授業後に午前のESL授業を担当したCrissy先生と
Lasell生も山脇生も関係なく、みんなでワイワイ買い物に行き、お菓子作りをしました。そして、その後8時半過ぎですが、みんなで寮前の芝生に出て、マイムマイムやら様々なダンスを教えあい楽しみました!山脇生らしいですよね!そしてその後はだるまさんが転んだなど、キャッキャ騒ぎながら全員ヘトヘトになりながらすごく優しい時間を過ごしました。あまりの賑やかさにpoliceが来たのでは!と心配になるくらい(実際は私たちへの注意ではなく、別宅)でした。
この続きは「ボストン短期留学報告①」をご覧ください。